コロナのワクチンそれぞれの特徴
久々に長いブログ書きますw
昨年春より個人的にコロナのワクチン開発を日経を中心にその他ニュース、YouTube、ネット、書籍で調べてきました。
国内でもいよいよ始まりましたね。
結構調べてきたので一般の方よりはワクチンに関して詳しいかと思いますのでちょっとワクチンについて書いてみようと思います。素人なので間違いがあったらすいません。
まずワクチンの種類ですが従来の不活化ワクチン、タンパク組換えワクチンなどの他にも新しい技術を使ったワクチンもあります。
m RNAワクチン、ウィルスベクターワクチン、DNAワクチン、これらのワクチンについて説明を書いていきます。
*まずmRNAワクチン、ファイザービオンテック、モデルナとかがこちらです。
上の図は日経から拝借。
新しいタイプのワクチンはウイルスそのものは使いません、人工的に作ったウイルスの遺伝子情報を使います。ウイルス自体を使わないけど人工的に作った遺伝子情報が体内に入る事により、体がウイルスが入ってきたと勘違いをして抗体を作ります。
mRNAワクチンの上以外の特徴としては製造から輸送までコストがかかるのと保管が大変です、mRNA自体とても不安定で壊れやすいので脂質でくるんでその後超低温の保管輸送が必要となります、ファイザービオンテックで-75度、モデルナで-25度。
後に説明するウイルスベクターワクチンと違いもし翌年以降も打たないといけない場合に複数回摂取が可能です。
*次はウイルスベクターワクチン、アストラゼネカがこちら。
日本は契約してないので関係ないですがもうじき承認になりそうなジョンソンエンドジョンソンもこちら。
後ロシアのスプートニクVや中国のカンシノもこのタイプです。
脱線しますが中国のシノバック、シノファーム、インドのバーラトバイオテックは従来の不活化ワクチンです。
遺伝子情報をワクチンに入れただけでは体内には入っていかないので別のウイルスに運ばせます。
アストラゼネカのワクチンはチンパンジーアデノウイルスを使用します。人に対して害のないウイルスにコロナの遺伝子情報をくっつけて運ばすわけです。
エボラで開発されたワクチンはこのタイプのようです。(ジョンソンエンドジョンソン、カンシノが開発)
上にも書いてますが複数回接種が難しそうです、ウイルスベクターで他社で使うウイルスが違えば打てますが同じ会社の物ですと一度打つことにより運び屋に使ったアデノウイルスなんかの抗体も出来てしまいますのでもし1年後再び打つとなっても運び屋に使ったウイルスの抗体がきれてれば打てますがアデノウイルスの抗体がきれてなければ体内に入ることができません。
先に紹介したmRNAワクチンより安価なのと-2〜8度程度でいいので保管と輸送が楽なのはメリットです。
因みにこのタイプのジョンソンエンドジョンソンは1回接種です。
個人的に疑問に思うのがアストラゼネカ他は2回接種なのですが上の仕組みを考えるとアデノウイルスに抗体が出来てきている数週間後の2回目の接種の効果があるのかが疑問に思う所があります。
治験の際も1回接種のグループと2回接種のグループで効果が変わんなかったりして再度データを集めたりしてました。
再度打つ際に使えない等もありますので政府が今やってる国民1人1人がいつ何を打ったか正確に把握というのが重要になります。
*最後はDNAワクチン、まだ完成した物はありませんが日本のアンジェス、アメリカのイノビオが開発中です。
人工的に作ったコロナのDNAをプラスミドに体内に運ばせます。mRNAと似てると言えば似てますがこちらは製造コストが安いのと取り扱いも通常の冷凍か冷蔵か常温だと思いますので楽です。
まだ完成した物がないので必要な抗体量がしっかり精製されるか?とはいえアンジェスもイノビオもP2/3試験まで進んでいるのでおそらく大丈夫ではないのかと思います。
翌年以降の複数回接種が可能で取扱も楽ですのでこのタイプが完成すると途上国にもワクチンを広めやすくなるのとそういった国でも再度打てるので完成出来るかは結構重要だと思います。
アメリカのイノビオの完成予定時期は自分は把握してないですが日本のアンジェスは今のところ現在やってるP2/3試験を終えた後P3試験を更にやる方向なのでそうなるとおそらく今年後半くらいの完成の予定ではないかと思います。
今紹介した3種類の新しいタイプのワクチンはコロナの終息した後の別の新しいウイルスに対しての備えにもとても重要になります。
新しいウイルスが出てきた際遺伝子の解析は今の技術だと数ヶ月で分かるようです(今回コロナが11月に確認されて1月には遺伝子情報が分かってます)
遺伝子情報が分かるとワクチンの開発にすぐ取り掛かれ1月程度でワクチン候補事態は作れ、動物実験そして人の臨床試験に入れます(今打ってるワクチンは昨年の今頃には動物実験ないし人の治験に入ってたということですね)
なので今後未知のウイルスが出た際も同じように短期間でワクチンの開発が出来るということになります。
今後コロナの変異によって現状のワクチンが効かなくなっても同様にすぐ対処できます(既に各社変異タイプに対しての開発もしているようです)
最後にアンサーニュースから拝借したのコロナのワクチン開発の現状の図です。こちらのサイトはワクチンと治療薬の開発状況を随時更新してくれてるので分かりやすくておすすめです。
今世界でワクチンの生産量が予定より少なく各国が囲いこみが凄くそれにより日本の供給スケジュールも全く見通せません。
近いうちにジョンソンエンドジョンソンが承認されるのでそうなると供給量が今より増えるので少しは状況がよくなるかもしれません、後ノババックス辺りは上半期中くらいには承認されるのではないかと思ってます。
今年後半くらいには上の臨床試験中のワクチンが他にも承認されてくる物もあると思いますので来年辺りからしっかり世界で供給されるのではないかと思います。
長々と書きましたが今回のワクチンどういった物か気になる方も多いと思いますのでよかったら参考にしていただけると幸いです。
2021.02.18 05:58 | Diary | コメント(0)
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